あらすじを説明しよう!


めっちゃくちゃ醜い男に喧嘩を売られて、それ買った!!


それでは続きをどうぞ。(待て待て待て)












Story45.      売られた喧嘩












練習用の空きコートで試合をすることになった(変装中の)私と名前も知らないブス男(言い方)



なぜだが知らんが周りにギャラリーが集まっている。(大音量で喧嘩を売ったことが原因である)











「俺に負けたら・・・その自慢のジャージ脱いできな!」










その台詞に後ろにいた青学1年トリオのカチローとカツオと堀尾が叫ぶ。










「ええーっ!?」

「先輩!そのジャージ海堂先輩のですよ!?」

「絶対絶命じゃないっスか!!」










絶対絶命?いやいやいや。バカ言っちゃいけないよ。





私はニヤリと笑みを浮かべた。










「じゃあ・・・あんたが負けたら、パンツ一丁になってこの試合会場ランニングしな

「はっ・・・?」










一瞬ポカンッと間抜け面をしたブス男目掛けて高く高くトスをした。










ドゴォオン!!!(爆発音)





「ギィヤァアァァアァ・・・!!」(断末魔)










次の瞬間響き渡る爆発音と悲鳴。
振り切ったラケットに、転がっていくテニスボール。





そしてコートに倒れるブス男・・・(殺ったのか!?)





夏とコートとブス男(やかましい)










「あんたなんかにリョーマをバカにする資格があるわけないでしょ!?今度言ったら致命傷にするから覚えときな!!










脅し(本気)文句を言い捨ててコートから出ると、なんと目の前にリョーマが立っていた。










「リョーマ!?」

「堀尾達からだいたい聞いたけど・・・。マネージャーが喧嘩買ってどうするの」

「だってあの男!リョーマのこと嘘つき呼ばわりしたからムカついたんだもん!!」











私が言うとリョーマは一瞬ポカンッとしてから、口を押さえながら笑い出した。










「えっ、えっ!なに笑ってんの!?」

「だって、せんぱ・・・!まんま子供じゃん」

「子供!?だってリョーマをバカにされたんだよ?なんか悔しいじゃん!!」










リョーマは少し嬉しそうにニッと笑みを浮かべると私に背を向けた。










「やっぱ子供じゃん。試合始まるから早く行こう」

「あ、うん!」










リョーマに追い付こうと駆け寄ると、リョーマは急に足を止めて私が被っていた帽子を取り上げた。











「あっ!?」

「変装した 先輩もいいけど・・・顔見えないからコレ(帽子)いらないよね?」










悪戯に笑うと、リョーマはそのまま青学のベンチに消えていった。

その様子を見つめながら私はワナワナと体を震わせた。










今の・・・今のリョーマの台詞・・・

ボイスレコーダーに録音しておけば良かったぁああ・・・!!(バンバンッ!!)










その後、薫っちも無事に見つけジャージも返し、青学の都大会第1試合目が始まるのだった。















ピンポンパンポーン♪










『会場にいる皆様にお知らせ致します。ただいま、パンツ1枚で会場を走り回っている不審者がいるという連絡が入りました。変質者には十分お気をつけて下さい』










あ、忘れてた。










あの男を倒した後に、ジャージ引っぺがして隠したんだった(最低だなお前!!)















〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ところであのブス男・・・ウェッホン!!!

結論何のために出てきたのか不明ですよね。

しかも最初、あまりの影の薄さに(失礼)

杏ちゃん殴った男と同一人物だと思ってましたもん(えぇええぇぇ!!?)







2010.8.1