あぁぁあぁあ!!!
1秒ごとに私は死へと近付いてゆく!!!(滝汗)
Story12. チワワ犬と山吹中
「ト、ト、トーカゲ来い。こっちの水は甘ーいぞ♪あっちのオーラは黒ーいぞ♪」
よし来い!トカゲェェ!!(来るかぁあ)
っていうかトカゲってどこに行けばいるんだよ!?(涙)
ペットショップ?それとも捕獲?うがぁあー!!
トカゲとトリカブト以外のもんは全部購入済みなのに!!!(早っ!!)
地面に手をつきガクンッとうなだれていた私に救いの手・・・
いや、愛の手が差し延べられたのはそんなときだった!!(はっ?)
「あの・・・大丈夫ですか?」
「はい?」
なっ・・・!!?
「具合悪いですか?」
グハッ!!(吐血)
なっ!何この子!!?か、かかか・・・可愛い!!(えっ)
男の子?女の子?いや、辛うじて男の子だ!!(辛うじてって・・・)
「今先輩呼ぶです!待ってて下さい!!」
はーい♪もう待ってますよ。待ってますとも!!
超絶プリティーボーイ!!!(死語)
時々ズレたヘアバンドに目隠しをされながら・・・彼は慌てた様子で走っていった。
何やってんだ?あれ。いやー。それにしてもプリティーボ(以下省略)だったなぁ。
なんだっけ?あれに似てるんだ!あれ!!チワワ!!(えっ?犬?)
ウルウルした瞳に抱き締めたくなるような小さな体!!
お持ち帰りしてもいいですかー?(待て)
「壇くーん。女の子が倒れてたって本当なの?」
「本当です!本当の本当に倒れてたですー!!」
「うん。まぁ壇くんが嘘をつくと思えないから信じるよ!ね?室町くん」
「俺に聞かないで下さいよ。ところでその倒れてた人ってどこにいるの?」
「あ!あっちです!!」
今自分が来た道を指差しながらその2人を連れて
の所へ戻っていった。
「先輩達連れてきたですよー!!」
お帰りなさいチワワーvv(最早人間ですらない)
チワワ少年の後ろから目が覚めるようなオレンジ頭の男と、
色黒でサングラスをかけた男がやってきて私に目を向けた。
「倒れてた女の子って君?」
えぇ。チワワ少年の可愛さに。(お前少し黙ってろ)
「なーんだ!よく見ると超可愛いじゃん君!!」
「ちょっ!千石先輩!!」
「俺、千石清純!ねぇねぇ君の名前は?」
うわっ。このオレンジ頭軽っ!!ってか顔近っ!危ない危ないって!!
ボカッ!!
「うがっ!?」
ほら、言わんこっちゃない・・・正当防衛で思わず殴っちゃったじゃない!!(威張るな)
「初対面でいきなり馴れ馴れしいのよ。
あんた・・・今から私の半径10メートル以内に入らないで」(酷すぎ)
「いきなり殴っておいて言う言葉がそれー!?ひどくない!!?でも可愛いから許しちゃお♪」
うわぁー・・・。ウゼッ。(落ち着いて)
「うちの先輩がすみません。俺は室町といいます。もしよければ名前を聞いてもいいですか?」
おろっ?こっちのサングラスくんはなかなか紳士。色黒いけど(関係ない)
「あ、僕は壇太一です!よろしくです!!」
こっちはめっさ可愛エェー!!(危険人物発見)
「私は
。手塚
だよ」
「手塚・・・?」
室町くんは少し驚いた表情。
戦国・・・いや、千石さんはガバッ!!っと立ち上がると私のことを指差して声をあげた。
「手塚って・・・あの手塚くん!?」
「知ってるの?」
「そりゃ中学校でテニス部に入ってれば青学の手塚くんくらい誰だって知ってるよ!!」
「へぇー。みんなテニス部なんだ?」
「そう。全員山吹中のテニス部。ってことは
さんって手塚さんの・・・妹?」
「すごいです!あの手塚さんの妹さんなんて!!」
「あはは!あのさ、あまり妹だの兄弟だの言わないでくれる?殺意が芽生えてくるから☆(笑顔)」
殺意・・・?
その場の全員が凍ったのは言うまでもない。
「ところで・・・1つ聞きたいことがあるんだけど」
「なに?」
「トカゲとトリカブトってどこに行けばあるのかな?」
今度口を滑らせたら確実に殺される!?(汗)
今日、初めて山吹中テニス部の3人に出会いました。
最後になんかひどく誤解された気がするけど・・・まぁいいや。
命がけのゲームはまだ始まったばかりだ・・・。
今日、あの手塚さんの妹とかいう人に会った。
正直すっごい変な人で、最後なんか本気で殺されるかと思った・・・。
ある意味忘れられない出会いとなったわけだが・・・また会えるだろうか?
千石さんと太一はまた会いたがっていたようだ。by室町。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
緑のジャージで山吹中〜♪
あははは室町のキャラわかんねー!!(汗)
こんな感じで各学校とチマチマ接触させたいと思います!
(チマチマって・・・)
さて、お次は〜?
あそこの学校いってみますか☆
2007.3.1