「あぁ・・・戻ってきてしまったのね。この地獄に!!」



「まぁそう言うな」



「ギャッ!!(驚)」












Story9.      どうぞよろしく乾&海堂












「あー。びっくりしたぁ」

「そうか。悪かった」






後ろから現れた乾くんは謝りながらノートに私の反応を書き込んでいた・・・


そんなデータが何の役に立つと言うんだ。








「マネージャーやる気になってくれたのか。助かるよ」



「むしろ邪魔する勢いだからよろしく」








まぁ・・・よく考えれば全員突っ込みどころ満載なキャラしてるからね。
いじりがいがありそうだわ(本心そこか)















「ところで乾くん」

「なんだ?」




「さっきから聞こうか悩んでたんだけど・・・その右手に持ってる液体は何?」










乾くんが持っていた水筒の中には



この世の物とは思えない液体がたっぷり入っていた。(怪しすぎる)










「これか?そんなに聞きたい?」



「いや、別に」








「これは今開発中の乾特製ドリンク。
 レギュラー達を俺の計算通りに動かすために心理学まで取り込んだスペシャルドリンクだ」















別にっつってんだろ!?

って言うか・・・そのドリンクで何企んでやがるんだこの眼鏡はっ!!?(怒)










人類の心理をも操作することができるドリンクを自作って・・・

間違いなく宗教開けちゃうから!!(なぜ宗教?)

崇めよ乾様になっちゃうから!!(意味わかんないから)










。ためしに飲んでみるか?」



「はっ?」






コップに「崇めよ乾ドリンク」をそそぐ乾くん。
笑顔が黒く見えるのは気のせいでしょうか?








私が固まっていると満面の笑み素敵は色をしたドリンクをズイッと差し出してきた。











「さぁ。いっきに」

「いっきに。じゃねぇよ!」










バシッ!!



「「あっ。」」










思わずコップを払い除けると綺麗な放物線を描きながら宙を舞い
バシャ!っと偶然後ろにいた男の頭に降り注いだ。










「うわっ。」

「あーぁ・・・」








振り返ると頭にバンダナをつけて私を睨み付ける男と目が合った。



えっ?えっ?なに?なんで私が睨まれるんですか!?(当たり前だ)










「は、初めまして。 です」










とりあえず自己紹介を・・・男はギロッと私を睨むとジャージでドリンクを拭った。













「テメェ・・・何しやがる」

「み・・・水が滴った方がいい男かなっと」

「ふざけんな!(怒)」

「あなたの怖い顔も甘い笑顔に!!」

「喧嘩売ってんのか!!(激怒)」













な、な、なに怒ってんの!?(汗)
だって事故だもん!悪いのはすべて乾くんだ!!(オイッ)










「・・・フシュー」






フシュー?なんやねんフシューって。






「気にすることないよ 。こいつは2年の海堂薫。
 海堂、 だってわざとじゃないんだ。そう睨むな」



「あんたの作ったドリンクが原因じゃないっスか!!(怒)」













乾くんの話によると海堂くんはマムシというあだ名で、プレースタイルは相手を左右に走らせて
ジリジリと体力を奪う・・・長期戦を得意とする人物らしい。










「でもあいつはマムシって呼ばれるのを嫌ってるからね。無意味に呼ばない方がいい」

「へぇー。マムシー!!(言ってるそばから)」



「(ギロッ)今何つった!」












あはははは。面白いくらい反応するんだねこいつ。












「じゃあ何て呼べばいいの?マムシっち?わぁー。
 マムシっちってなんか昔のたま○っちみたい。
 大事に育てて最終進化形がマムシっち?うわー。かわいくねぇー。(ひどい)








「テメェ・・・女だからって容赦しねぇぞ!!

「あ゛ぁ!?何だともういっぺん言ってみろ!!」



「よせ!海堂!!」








ガンッドガッガンッ!!








「ぐあっ!?」






相手に勝てるわけないだろ・・・(溜息)」




















乾くんと再会して、マムシっちと出会った。



乾くんは相変わらず役に立たなそうなデータまで集めていて
右手に持っていた怪しげな液体が怖かった。



マムシっちは・・・・・・名前忘れた。(オイッ)
まぁいいや。後でまた聞こう・・・。



今は地面に沈んでて無理だから(助けてやれよ)















〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

お次は乾&海堂!!

1度乾のドリンクを飲んでみたい・・・。

いや、危険か・・・でもな。


あ、誰かに飲ませればいいんだ!!(ちょっと待てぇ!!)







2006.12.30